どうしてもイメージしてまうもの

なんかyahooでワンカップ日本酒の話をよんだんやけれども、自分がフツーのサラリーマンになって、フツーの会社に勤めて、フツーに会社帰りにワンカップを気軽に飲んで帰るのをイメージするねんな。どんなんやろ、って。あと酒が好きなのはどういうことなんやろって。何かが好き、っていうイメージはいいもんで、酒は決して好きではないけれども、その酒を飲んでうまい!みたいなイメージはめちゃくちゃアピールしてくるもんがある。何かこう、今までの自分の人生がどうであった、ということを脳裏すらよぎらずに、その瞬間、その手にある透明な液体に集中してうまい!って思える、そのイメージ。きっとそのフツーである、っていうのは何一つ普通でなくて、例えば今から俺が物理で博士とって、何を思ったか下働きからさえない会社で働き始めたりして、そんな人生を歩んだ俺が50になったときの話やったりするんかもしれん。フツー、ってのは俺の中での、さして思い返すこともない、という心理状態を指してるんやと思うねんけど、その思い返すことない過去から生まれた、でもなんとなく遮断されたワンカップ。やってあれやで、明らかに気持ち悪い感じの「王道」を歩いてきたやつが、いかにもありそうな人生転換をして、冴えない会社に勤めて、それでもそのワンカップを飲んだ瞬間に、何も考えずに、うまい!と思える感覚やで。いうたらそういった人生に対する価値判断とか審理とかいったものは、もうなんかどうでもええと、深層心理から思ってる、いや、むしろ思ってもすらいないわけやん。真っ白の紙のうえに、うまい!って文字だけがかかれてんねん。昔、無数の文字が書かれて、何回も消されてきたからこそ、より真っ白になった紙にな。











そういうワッフルもあったと思うねん。