今日はGoldsteinの続きで、chaos theoryの紹介を読む。へー、chaosって言葉はよく聞くけれども、確かに数学的に定義したらそういうことになるよね。その例として、Keplerの二次元上の運動で、potential が kx^2 + ky^2の他に、二つの振動運動のcoupling として xy^2 - y^3みたいなものを導入したものがあげられていた。うん、こういう運動って自分で解くの面倒だけど、こんなに面白い結果がでるもんだ、と感心。おもしろい。

 昔やったけれども、再び、eterior productから出てくる積分のところをよんでいたら、Lebesgue measureを使って、こう定義される、とさらっとかかれていた。僕はルベーグ積分をしりません。よって、これほどvacuousな定義はありません。ということで、少しばかりルベーグ積分を勉強することに。Lebesgue integration by Soo Bong Chae。始めの2チャプターほど読みましたが、なかなかいい本です。証明も直感的だし、ちゃんとRieman integrationの欠点から出発してくれるあたりが、Lebesgue積分を定義するモチベーションになってて、うれしい。解析のこのへんの証明はどれもこれも同じようなものなので、読み飛ばせるのも嬉しい。一年のころにしっかりやったおかげなのか、解析というのはそんなもんなのか。おそらく、differential geometryもしっかりやってけば、こんな感じになっていくのでしょう(と願いましょう)。昔は苦しんだもんね、この辺の証明で。 

 勉強するために時間を作って、暇になるようにしているものの、勉強してると何か、「暇だ」と感じてしまう。ちょっと単調なんかな。今日もルベーグ積分を勉強しながら、signを歌いながら、暇だ、といい続けてました。