めっさはやいな

夏休みも残すところ三週間(U.S.にいるのが、ということ)。はやいな、おい。なんとなく数学のペーパーのめどもついてきた。
 そういえば僕の一日、みたいなのを書いたことがなかった。書いてみよう。
 朝起きる。シャワー浴びる。自転車でMITからHarvardへ。
 サイエンスセンターというところでコーヒーを買って、とろとろと研究室へ。研究室でやることがないので(院生と話さないといけないのだが、院生がいない)、机でひたすら微分幾何の勉強。勉強。勉強。・・・ってか寒いねん、この部屋!!ということでがむしゃらに部屋をでる。いくら超低温実験の実験室だからといって部屋まで寒くする必要はないではないか(あるのか?)。まぁ、周りに77Kとか4Kの液体が座ってたら寒くなるか(適当)。
 部屋を出ると今日はいい天気。芝生もなかなか綺麗。旅行者はちょっとうっとおしいが、ほっといて勉強。勉強。勉強・・・ってか暑いねん、この日光!!温度差が激しくて困ります。ということでお昼を食べることにする。
 お昼はまたサイエンスセンターで。ピザ二枚とコーラを買って五ドル。意外とベジタリアンのピザがうまい。ピザをもって(その前に借りたリーマン幾何の本を下に抱えて)研究室に戻る。研究室で一緒に働いてる学部生と適当な話をしながらピザ。そろそろ昼食ピザから他のにかえんとな・・・(かれこれ三週間目です) 
 昼がすぎて、勉強。勉強。勉強。・・・ってか疲れた。ただ今四時。そろそろ場所変えよかー。
 今度は数学について話すために前の数学の教授のドアをノック。そんな僕を親切に迎えてくれるトムは最高です。Ricci Curvatureの直感的な理解について質問するが、専門じゃないから、といって他の教授に会いに。結局直感的な理解などはないといわれた。まぁ定義が定義やしな・・・。おそらく地道に計算し、各例に対し、Ricci curvature はこんな感じ、Scalar Curvatureはこんな感じ、といって理解することで、全体的な感覚というのが養われるのでしょう。ということで地道に計算してみるか・・・。 
 で、今度は図書館に。ちょっと勉強。勉強。勉強・・・ってか寒(以下略)
ということで外に移動し、ぶらぶらして七時になるのを待つ。(色々考えながら。Gauss Curvatureって二次元以上のsurfaceで定義しても直感的に意味ないよな、とか、おお、そうか、だからもう一回抽象的な定義をしなおして、sectional curvatureとの同値を示すのか、とか)。
 七時からはmath tutorial. Complex Analysis のholomorphismとかsheafとか、algebraic varietyとかlocally-free G-moduleとか、僕の知らない言葉ががんがん飛び出す。飛び出す先から定義されても困るんですが・・・。
 終わったら自転車でMITへ。MITのstudent centerでメキシコの飯を買って部屋へ到着。今からテニスでもするかなー。

 みたいな一日です。