教訓

あまりにも表現がややこしすぎて、解析的に解くのを諦めていた問題を
解いた。こういう問題に取り掛かるときに毎回思うのが、物理がそんなに
ややこしくなければ、基本簡単に解けるということ。つまり、解く上に
おいて、問題なのは、問題自体がややこしい、ということではなく、
往々にして、単に、これだけややこしい問題を全面的に取り掛かる
モチベーションがうまくみつからないということだ。


物理的な観点から面白いことがあって、どうしても解きたい、と思った
時には大体ややこしくても、解けることが多いわけです。今回もその例。
とすれば、ややこしい結果に当たったときには、まずやはりはじめに、
何の物理が見たいかをしっかり考えて、予測を立てるべきということだ。
いや、まぁ、今回もやろうとして、一応いくつか面白そうな点は思いついたものの、
完全な解答が必要な疑問だったから、結局行き詰ってしまったわけですが。


今回は指導教授から、もっと簡単な部分でいいから計算しなさい、
といわれた結果、完全に解ける事がみつかったということです。いや、
これもこういうことがあると思って、あるリミットをみて一応計算して
いたんだけれども・・・。やはりいろんな人と話してみるのが大切だという
結論か。