ちなみに

Josephson Effectについては大分わかった気になりました。今読んでる本はやはりいいな。ほぼ丸覚えで勉強しています。現在三年で、この分野に興味ある人には是非とも勧めたい。Mahanとかよりも遥かにわかりやすいと俺は思う。もちろんカバーしてる範囲も違うから、これとMahanを両方読むのがいいのでしょう。

P.W.AndersonのMore is Differentと、1987年のMott Insulating State<-> High Tc Superconductorの関連性について書かれた論文を読んだ。天才はいつの日も切れが違う。

天才といえば、今年MITでとったSenthilという人の授業だけれども、ああいう学者になりたい。僕ら大学院生は毎日少しだれている(というのは、知識と能力が足りていないため、議論するときも、あやふやなところが多かったり、煮詰めて、しっかりとした結論を出せないことが多い)のに対し、彼のような学者は議論するときははっきりしているし、しっかりとした結論を導きだすことができ、ぴしっとしている。思い付きをそのまま数式にかえることのできる力、といったものがあってこその学者のあり方だと思うし、毎日しっかりと物事を考えてきた人のあり方だと思う。Eugeneも憧れの学者だが、現実としてSenthilのような、とっつきやすいが、きれもいい、といった感じの学者が向いてるな。目指すべき学者像、というのが見えてきてなかなかよろしい。