準備万端

学部を満を持して出る、という感覚が強くなってきた。学部の間、数学や物理は思うようにできなかった分、政治哲学やユダヤ教、中国の歴史や奴隷の歴史など、色々学んだ。とはいえ、物理においても大学院に行くに十分な知識と、何より物理の楽しみ方を学んだと思う。もちろんまだまだ学者の卵でしかないが、卵までなった、という感じだ。物理は圧倒的に楽しく、今後への不安よりも実際に式をいじり、アイディアを考え、人と話すことの方が忙しく、かつ楽しいため全然気にならない。こんな感覚は人生で初めてです。ここにくるまでに四年間やってきたかいがあったもんだ。