すっかりここでの生活も板についてきたなと思うこのごろ。さて、明日は何しようか。

 僕はちょっとした物語をよく書きます。どうしても文体が村上春樹に似てしまうのですが、最近はちょっとずつ内容の点で乖離を見せてきました。あんまうまく離れられていないそうですが。
 
 で、僕のポリシーとしては、ああいった物語というのは読んでおもしろいかおもしろくないかだけであって、解析なんかしなくていいと思ってます(といっても自分自身は他人の作品を解析するわけですが)。自分の書く文章に問題が沢山あるのは良く分かってます。そもそもあれらは小説ではないわけですし。でもまぁ、そういった僕の書いた文章は、僕の存在や、読んでいる人の立場だとか、そんなのも全部ひっくるめて作品だと思っているので、おもしろいかおもしろくないか、ということだけを基準にして人に意見を求めたいわけです。あんまおもしろくなかった、そういってもらった方が、何にもいわれないより、批評されるより僕としては嬉しいわけです。是非とも僕の文章をよんで、おもしろくなかったといってください。

 あと友達には妙にナマナマしい、とよく言われます。それだけ俺がうまいということなのか(嘘です)。自分でも思ってたんですが、ある文章は感情的すぎたりします。(僕は極力そういう文章を避けるんですが、今回書いたのはあえてその感情を前面に出しました。読者を飲み込むぐらいの勢いで文章かけるかな、という試みも一応あったわけです) でも他人に、感情に文章のメッセージが飲まれてる、とかいわれると腹が立つもんです。メッセージなんかはじめからあってないようなもんです。あくまで僕のスタンスは、読者に好き勝手に読んでもらって(でもあくまで読んでもらいたいわけです)細かいところは判断してもらいたい。最終的に僕が知りたいのは、おもしろかったか、おもしろくなかったか、その二点なのです。

 大切なのはモチベーションで、他人がどう考えるかではない。他人がどうでもいいというわけでは決してない。それはむしろ自分自身の問題であり、他人に対する価値判断ではないのだ。