自分自身へのSelf-esteemはもうあまり存在しないのであります。僕はプライドが高いのではなく、John RawlのいうところのJusticeの意識が高いだけなのかもしれない。でも哲学のいうところのsubjectと自己中であることは、人間の日常生活において差別化するのは難しいことなのであります。

 せっかくおうりんのコメントでおもしろいこと書いたので保存しておきます。

 「アイデンティティとは唯一のものではなく、それゆえに正義は、何か一つの思想に拠るものではありえない。同時に正義は、各個人が主観的に、かつ世界的に選んだものであり、それこそが、(経験に拠らないという意味で)個人のアイデンティティの表象であるのだ。」だから、明らかに短縮しすぎた形で表現すると「個人がアイデンティティ保有することは、物事に正義を要求することに等しい」ということ。