やっと期末もおわり

 村上春樹についてのエッセイの最終版をのっけました。文法とか、完璧ですが、それは僕のルームメイトのお母さんが、かなりマジなプロのproof readerだからです。彼女はハーバード、MITなどの教授の本をproof readする人です。そんな人に僕のしょうもないエッセイを直してもらっています。まぁ、村上春樹のエッセイは頑張って書いたから許してくれ。
 
 ひま友の会議。日本語の会議に変わった分、進行もスムージーだった。ビジネスはおもしろい。

 今日最後の有機化学の期末があり、期末が終わった。明日早速NYにたつので、荷物つめ。と思ったらもう期末の採点が終わったとメール。はえ
 今日はゆっくりしています。最高です。正直一年、もっと勉強せなあかんかったと思いつつも、かなり疲れた。おそらくもっと勉強せなあかんかったと思うのは変な有機化学とか、Exposとかに時間を取られたからでしょう。もっと物理と数学がしたい。そして中井の日記をみて、建築もしたい。建築たのしそう。でも、時間かかりそうだからできそうにありません。人生は短いものです。 
 最近、日本の学者について、非常に嫌なニュースばかりを目にします。第一に、研究者の平均年収400万。僕は自分の父親よりかはお金を稼ぐようになる(いくら学者であっても)と高をくくってただけに、この事実、結構きます。アメリカにはとどまりたくない、でも日本に帰って給料半減とかもいやだ。日本の教授職は少ないらしいし。まぁ、僕は子供一人か二人が限界です。なんか寂しいな。20にして子供の数見切る、とか。
 第二に、研究者は100人に8人は自殺か行方不明。そりゃそうやろ、こんな努力して社会の人たちは学問の価値が分からず、なんやあいつら、とか言われてたら自殺したくなるて。給料低いし。日本だめだめやな。日本の温泉は好きですが、日本の制度はちょっと好きじゃありません。やっぱりいくら数学ができなくても、ばりばりの文系というのを日本でも育てなければならないらしい。
 この間、ふと考えてみて、僕の人生は前途多難だなと。最近は特に数学と物理の絡んだString theoryもおもろそうやなと思い始めたので、本当に危ない橋を渡っています。そんなん気にせずにがりがりする人間じゃないと、String theoryなんかやってられないのでしょうが。まぁ、大学、大学院の間はがりがりやります。悪いけど、数学と物理は建築よりも面白い自信があるので。(と、ちょっと頑張ってみるが、なかなか面白さは伝えにくい。数学と物理はその原理に面白さが詰まっているからちょっと説明したるわ、とする説明では、本当の面白さはなかなか伝えられないんじゃないか、というのが僕の思い)