危機一髪

研究ですが、三日前ぐらいにおさきが真っ暗になるようなことを発見してしまい、
おぉ、これは不注意による仕事台無しってやつか!?と思いましたが、
今日、再び大きな間違いを見つけ、そこから脱却できることを発見しました。
世に言う二つのミスはキャンセルする、というのは本当なんですね。
僕はこのルールは2piとか、4とか、そういう簡単な話だけに適応されるもんだと
思っていました。もう、なんていうかQFTにおけるinfrared radiative correction
のキャンセルと同じぐらいのスケールがあったような気がします。まぁ、僕の場合は
全然僕の計算間違いであって、何も物理的な意味のあるキャンセルではなかったわけですが。


ともかく、その間違いを二つ直したところ、実験にばっちり似た結果がでてき、
俄然ペーパーに乗る気がしてきました。しかもここの実験をやってください
的なところも見つけ、これが実験で綺麗にでたら、それはもう嬉しいこと間違いなしですね。


もう研究をして二年ほどになりますが、色々な理由で出版までにたどり着かなかったわけですが、
記念すべき初出版が近いかもしれません(半年後?)。乞うご期待。