Integer Quantum hall effectもあまり詳しく理解していないが、fractional quantum hall effectを
理解しようと思いつき、Shou−Cheng ZhangのReview Paperを読んだ。
さすがにEugeneの指導教授だけあって、ひたすら分かりやすいReview Paperだった。
Chern−Simons TheoryからLaughlin Wave functionを
導くところは正直、どうやって計算しているのかが分からなかったが(分かっている人がいたら教えて
ください)、全体のFractional Quantum Hall Effectがどのように
理解されているのか、というのがすごく分かった。


それと同時にFradkinのFermion Field Theoryからのアプローチも
読んで、さらに理解が深まったが、同時に何を理解していないのか、というのも明確になってきて
よかった。Strongly Correlated Systemのはずなのに、Chern−
Simonで書いてしまうと、妙にInteractionが軽く扱われているように感じる。
なぜ同じことがNon−Interacting Systemではできないのかをまず理解したい。


あとルームメイトと議論して、分かってないことが分かったKondo Effectについても
もう一度読み直した。四回目ぐらいになるけども、どうしても自分で問題を解きなおそうとすると、
解けないんだな、これ。そろそろ直感的に何が起こってるのかがわかった(つもり)になった。


あと最近、単語のAnyoneがAnyonにみえます。