僕にとって数学、物理とはrealityの象徴なのだ。でもそのrealityは時には架空のものであるかのように思える。結局realityとは価値観で、相対的な存在であり、あるrealityに確信がもてないということは、自分自身のidentityに確信がもてないことを意味する。本質といった言葉が空虚に思えるとき、人はidentity crisisを体験する。途方に暮れる。そして僕は黙る。